内服薬の種類と効果<
内服薬の種類と効果<

内服薬の種類と効果

美容

シナール(ビタミンC)
主成分であるアスコルビン酸(ビタミンC)はシミの原因となるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐと共に、ハリのある肌に欠かせないコラーゲンの生成を促進します。

ビタノイリン(ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12)
配合されているビタミンB群により皮膚や粘膜を健康に保つことで、肌荒れ、ニキビを防ぎます。特にビタミンB2は肌荒れ、ニキビ、湿疹に効果があり、ビタミンB6はアミノ酸、脂質の代謝に関与し、美肌の維持をサポートします。

L-システイン
ターンオーバーを正常化し、肌にもともと備わっている機能の回復を促し、シミ・そばかすを治療します。

トコフェロール酢酸エステル製剤(ビタミンE)
体内の血流を改善し皮膚の新陳代謝を高めることで、お肌のターンオーバーを正常化し、色素沈着やシミ、そばかすを改善します。

トラネキサム酸
肌内部での炎症を抑制することで、シミの原因であるメラニン合成を抑制します。 特に肝斑に対してはトラネキサム酸の内服が第一選択として推奨され、レーザー治療より優先されています。個人差はありますが、治療効果は1~2ヶ月後に現れます。


 

抜け毛防止

フィナステリド
毛周期の乱れは、テストステロン(男性ホルモン)が前頭部から頭頂部に存在する体内のⅡ型5α還元酵素の作用にて変化したDHT(ジヒドロテストステロン)により引き起こされます。これにより通常2~6年程ある毛周期が極端に短くなり髪の毛が成長する前に抜けてしまい薄毛が進行します。フィナステリドではこのⅡ型5α還元酵素を抑制する効果がある為、DHTの発生を抑え正常な毛周期へ戻すことができます。

デュタステリド
フィナステリド同様にテストステロン(男性ホルモン)がDHTに変化することを防ぐ効果を持つがフィナステリドがⅡ型5α還元酵素にのみ作用するのに比べ、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型5α還元酵素どちらにも作用します。6ヶ月間の服用でフィナステリドに比べて発毛効果が1.6倍という臨床試験結果も出てます。軽症でも早期の効果実感を望まれる方や少し進行してしまっている方にも服用いただいてます。

服用方法・効果が出るまでの期間
【内服薬】
1日1回1錠。使用開始からおおよそ2~3ヶ月程度で効果が出始めます。 服用を止めてしまうと症状が戻ってしまう可能性があるため、必ずしっかりと継続して頂くことが大切です。
ミノキシジルとフィナステリド (or デュタステリド) の攻めと守りを併用して頂くと、より効果が実感しやすくなるためおすすめです。

【副作用】
勃起不全や性欲減退、乳房障害、精子量減少、食欲不振、抑鬱感、かゆみ、蕁麻疹、肝機能障害など。
ごく稀に、上記の副作用が起きる場合があります。症状が辛い場合は直ちに使用を中止し、担当の医師にご相談ください。


 

発毛促進

ミノキシジル
インスリン様成長因子(IGF-1)、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)などの発毛因子の量産を促進し、これら発毛因子が毛母細胞を刺激することで髪の毛の育成を促します。また、血行改善や毛母細胞に栄養や指令を送る毛乳頭細胞そのものを増殖させる効果もあります。

< 服用方法・効果が出るまでの期間 >
【内服薬】
1日1回1錠。服用はご自由なタイミングで問題ありませんが、血中の成分濃度を一定にするため、毎日同じ時間に服用することをおすすめしています。
個人差はありますが、使用開始から4~6ヶ月程度で多くの方が効果を実感されています。

【外用薬】
1日2回1mlずつを目安に塗布してください。
塗布の間隔は8時間以上空けてください。朝晩の塗布がおすすめです。

【副作用】
副作用で主にみられるものは初期脱毛、皮膚炎、動悸・息切れ、頭痛・眩暈、手足・顔の浮腫、体重増加、多毛症、肝機能障害、心疾患などがあります。 もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。


 

メディカルダイエットのお薬

セマグルチド:GLP-1受容体作動薬(唯一の経口薬)
2021年2月に発売されたばかりで、世界で唯一のセマグルチドを主成分とする経口GLP-1受容体作動薬です。医学誌「New England Journal of Medicine」によれば、セマグルチドを服用したグループでは1人あたり平均14.9%、15.3kgの体重減少を記録しています。

【効果】
・血糖値に応じてインスリンを分泌させ、急激な血糖値上昇を抑制。
・胃腸の動きを緩徐に調整、食欲の抑制等。
服用方法・効果が出るまでの期間
朝の食事や水を飲む前に1日1回3mgを一定期間服用し、効果に応じ7mg、14mgと増やしていきます。早ければ服用後1ヶ月~3ヵ月程度で体重減少効果が期待できます。服用を途中で止めると、リバウンドする可能性もあるため一定期間の服用継続が必要です。

【メリット】
・血糖値の上昇に応じて作用する為、低血糖になりにくいです。 ・注射薬ではなく経口薬であるため、服用が簡便で治療継続しやすいです。
・SU薬とは異なりインスリン自体の分泌を促すものではない為、体重増加の心配が少ないです。
・体内にもともと存在するGLP-1よりも分解されにくく、より効果的に作用します。

【副作用】
副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。
もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。

【服用の注意点】
・糖尿病治療中の方は治療薬の内容により、服用できない場合があります。
・甲状腺疾患、膵臓疾患の方についても服用できない場合があります。
・重度の胃腸障害のある方、膵炎の既往歴のある方、妊娠中、授乳中の方は服用できません。
・インスリンの分泌により血糖を下げる働きのある薬の為、SU薬やインスリン注射との併用及び糖質制限などによる既に血糖が低い状態での服用は、低血糖となる可能性があるので絶対におやめください。